2023年10月から義務化!「アスベスト」について知っておくべき内容をご紹介
皆様こんにちは!
愛知県岡崎市・西尾市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り補修の専門店カナルペイントです。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
最近は寒くなったり、涼しくなったり、、秋を感じる季節となりましたね、、、
皆様体調には十分に気を付けてください!
さて、今回は法改正に伴い義務化となった、アスベスト事前調査・分析の重要性についてご紹介します。
アスベストとはどんなもの?
石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。
その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設で使用や飛散しやすい吹付け石綿などの
除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が吸引してしまうおそれがあります。
石綿は、そこにあることが直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、
労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで飛散防止法が図られています。
石綿(アスベスト)は、2006年以降において含有率0.1%を超える製品の製造・輸入・譲渡・提供・使用が
禁止されました。これを機にアスベスト製品は禁止となりましたが、
2006年より前に建てられているご自宅や、建築物にはアスベストが含まれている可能性がございます。
アスベストが原因で発症してしまう病気
アスベストの繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、
肺がんを起こす可能性があることが知られています(WHO報告)。
石綿を吸うことにより発生する疾病としては主に次のものがあります。
①石綿(アスベスト)肺
肺が線維化してしまう肺線維症(じん肺)という病気の1つです。
職業上アスベスト粉塵を10年以上吸入した労働者に起こるといわれており、
潜伏期間は15~20年といわれております。アスベスト曝露をやめたあとでも進行することもあります。
②肺がん
石綿が肺がんを起こすメカニズムはまだ十分に解明されていませんが、肺細胞に取り込まれた石綿繊維の主に物理
的刺激により肺がんが発生するとされています。
③悪性中皮腫
肺を取り囲む胸膜、肝臓や胃などの臓器を囲む腹膜、心臓及び大血管の起始部を覆う心膜等にできる悪性の腫瘍です。
若い時期にアスベストを吸い込んだ方のほうが悪性中皮腫になりやすいことが知られています。
上記の潜伏期間は15年~50年といわれ、吸引してからすぐに疾病を発症するわけではなく、
アスベスト曝露をやめた後でも進行することがある病気もあります。
戸建住宅などの建築物の解体・改修工事を行う場合には、
工事施工業者だけではなく、工事の発注者となる建物のオーナーなどの皆さまも、
飛散した石綿を吸引する可能性がありますので、措置を行う必要があります。
外壁工事にアスベストは関わってくるのか、、?
良く実例としてあげられるリフォーム工事だけではなく、
外壁塗装工事や屋根の工事では軒裏やサイデイングにアスベストが含まれている場合もございます。
塗装だけの工事であれば問題はありませんが、軒裏の補修が必要となったとき、
アスベストが軒裏の素材に含まれていますと、もちろんアスベストの工事が必要となります。
おわりに
2023年の10月という今から、建築物(個人宅含む)・工作物の解体工事やリフォーム・修繕などの
改修工事に対するアスベストの事前調査結果の報告が義務化されております。
皆様のご自宅に含まれていない可能性はゼロではありません。
アスベストの知識や対策もこれからきっと更に必要となります。
アスベストの事前調査を必ず行っており、規制に関しての説明をしてくれる
適切なリフォーム店にお願いをしましょう。
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