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外壁塗装は冬でもできる?メリット・注意点・成功のコツを徹底解説

皆様こんにちは!

愛知県岡崎市・西尾市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り補修の専門店カナルペイントです。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます!

さて、今回は【外壁塗装は冬でもできる?メリット・注意点・成功のコツ】ををご紹介します♪

ぜひ、最後までご覧いただき、外壁の健康を守るための参考にしてください! 

 


目次

冬に外壁塗装はできる?基本的な施工条件を確認しよう

冬季でも外壁塗装は 原則可能 ですが、施工の可否は「気温」「湿度」「日照」「下地の状態」などの施工条件に大きく左右されます。
まずは、以下の基本的な条件をしっかり確認しましょう。

  • 塗料の最低施工温度:通常は 5℃ 以上を目安としますが、近年では −5℃対応の 低温タイプ塗料 も登場しており、メーカー仕様を必ず確認しましょう。

  • 日中の気温:施工は、午前10時~午後3時までに日中気温が 5℃以上 を維持できるかが鍵です。朝や夕方の冷え込みによる凍結リスクを避けるため、作業時間帯を制限する必要があります。

  • 湿度管理:相対湿度が 70%以下 を維持できる環境が理想です。特に雨や雪が予想される日、結露が起こりやすい夜間は避けるよう調整します。

  • 下地の乾燥:高圧洗浄や下地補修後の水分を完全に乾かすために、通常より乾燥時間を十分に確保することが重要です。凍結や乾燥不良を防ぐために、風通しのよい状況を作る、夜間の冷え込み対策を講じるなどの工夫も必要です。

  • 施工環境の保温・養生:寒冷地や雪国では、施工現場に ヒーターや温風機を設置 して最低限の温度管理を行います。足場や養生シートで風や雨を防ぎつつ、気温管理に配慮した施工体制が重要です。

 

外壁塗装を冬に行うメリットとは?実は意外な利点も

冬の外壁塗装には、暖かい季節とは異なる 思わぬメリット が存在します。費用削減やスケジュールの柔軟性などを挙げながら、具体的にご紹介します。

● 工事費用や足場代が春秋より割安になる

冬は外壁塗装の需要が下がるため、業者側が 冬季割引やキャンペーン を実施することがあります。足場費用、人工代、材料費などが オフシーズン価格 となり、総費用を抑えられる可能性が高まります。

● 希望日にスケジュールが取りやすい

春〜秋の繁忙期とは異なり、冬は業者の 作業枠が比較的空きやすく、予約が取りやすくなります。即日対応や急ぎの修繕依頼にも対応してもらいやすく、日程の柔軟性が高い点もメリットです。

● 乾燥引き締め効果で塗膜の品質向上が期待できる

低湿度・低温環境は、塗膜の硬化がゆっくり進むことで 膜厚や密度が均一になりやすく、引き締まった仕上がり が可能になります。適切な施工管理ができれば、耐久性の高い塗装になるケースもあります。

● 施工日数・段取りの調整がしやすい

晴れ間が続く日を狙って 複数日の連続施工 を調整できるため、効率良く施工が進められます。また 材料・職人の手配 に余裕があるため、段取りミスのリスクが最小限になります。

 

冬の外壁塗装で注意すべきデメリット・リスク

一方で、冬季施工には 避けるべきリスク も存在します。施工不良や再施工の可能性を減らすために、以下の注意点を押さえておきましょう。

  • 凍結による乾燥不良・塗膜剥がれ
     気温が急に下がる夜間や朝方に、塗装面が凍結すると、塗膜の密着性が低下し剥がれの原因となります。施工時間帯を限定し、凍結リスクを回避する必要があります。

  • 乾燥時間が通常より長い
     湿度が低く乾燥は早くなりがちですが、実際は日中の気温低下で、下地や塗膜の乾燥に時間がかかることがあります。乾燥不足の塗装が重なると表面にムラや気泡が発生しやすくなります。

  • 塗料性能に左右されやすい
     低温対応ではない塗料を使用すると、期待する乾燥・硬化が進まず、短期間での剥がれや色むら が起こりやすくなります。必ず冬季施工対応の塗料を選びましょう。

  • 風や雪による施工中断
     予期せぬ天候変化で施工が中断されると、工程の見直しや再スケジュールが必要になります。柔軟な契約条件キャンセル対応が可能な業者選び も重要です。

  • 作業環境の安全性
     寒風や凍った足場で作業する職人が滑りやすく、事故リスク が高まります。防寒・防滑・風除けなどの安全対策が施工現場で徹底されているか確認が必要です。

 

気温・湿度・天気…冬の施工でチェックすべき環境条件

冬の外壁塗装を成功させるには、施工前に 気象条件をしっかり把握 し、適切に管理する必要があります。

  • 気温(温度)確認:日中の気温が 5℃以上 を維持しているか、当日の 最高気温と最低気温 を注意深く確認します。施工は午前10時以降〜午後3時前後に限定するのが安全です。

  • 湿度管理:相対湿度が 70%以下 であるかを確認し、特に雨天や雪の予報がない晴れの日に施工を設定することが理想です。

  • 風速や風向き:強風や突風が吹くと 養生シートが破れる・塗料が飛散する などの事故につながります。風速が弱い日、風向きが安全な方向かをチェックします。

  • 降雪・結露予報:雪や霜、結露が生じる日には施工を避けます。早朝や夜間の結露による凍結も想定し、施工開始時間と終了時間の調整が必要です。

  • 気象の継続性:できれば 2〜3日連続で晴れて気温が安定している期間 を選ぶことが望ましく、工程効率と品質を両立できます。

 

冬の外壁塗装を成功させるための業者選びのポイント

冬季の外壁塗装を成功させるには、業者選びが最も重要なポイントになります。気温や天候が安定しない季節だからこそ、技術だけでなく、現場対応力・柔軟性・信頼性のある業者でなければなりません。ここではさらに深堀して、失敗しないための業者選定ポイントを詳しく紹介します。

● 冬季施工に関する明確なガイドラインや工程表を提示できるか

信頼できる業者は、冬季特有の施工管理マニュアルや、天候に応じた具体的な工程表を提示できます。気温の変動に対応する塗装手順や、結露・凍結リスクを回避する工夫が盛り込まれているかどうかを確認してください。また、施工スケジュールが柔軟に調整可能か、悪天候時の中止基準なども明示できる業者が望ましいです。

● 冬対応の設備・資材を保有しているか

ヒーターや保温シート、温湿度センサーなどの冬季施工に必要な専用設備を自社で所有している業者は、天候不良にも迅速に対応できます。これらの機材があるかどうかを確認し、施工現場の気温・湿度をリアルタイムで管理しながら進められる体制が整っている業者を選ぶと安心です。

● 見積書・契約書の内容が明確で柔軟な変更に対応できるか

冬は天候による日程変更や中断が想定されるため、契約書に変更対応・再調整・キャンセル規定が盛り込まれているかを必ず確認しましょう。天候による施工延期に対して追加費用が発生しない業者であれば、安心して任せられます。

● 塗料メーカーとの連携ができているか

信頼できる塗装業者は、塗料メーカーとのネットワークが強く、最新の低温対応塗料の特性や施工条件に精通しています。提案される塗料が冬施工に適したものであるか、塗膜の硬化条件が現場の環境に合っているかを説明できる業者を選びましょう。

● 担当者が現場に立ち会い、進行状況を細かく管理するか

施工担当者が工程の初日から最終日まで現場に立ち会い、施工状況を直接確認・記録しているかも重要な評価ポイントです。温湿度や天気の変化に対して逐一対応し、適切な判断を現場で即時に下せる体制が整っている業者なら、冬季施工の品質リスクを大きく下げることができます。

● 過去の施工実績を写真付きで確認できるか

実際に冬季に施工した外壁のビフォーアフターや事例写真を見せてもらうことで、その業者がどのような条件でどのように施工を成功させたかが分かります。施工前の状態・使用塗料・養生方法・完工時の塗膜状態などの詳細が分かる資料がある業者は、高い信頼性があります。

● アフターサービス・保証期間が明確で長期保証があるか

施工後の保証内容が冬の施工に対応しているかを確認してください。通常の施工と同等、または冬季施工のリスクを見越した上での延長保証があるかがカギです。塗膜剥離や浮きなどの不具合があった際に、どのように対応するか、保証の具体的な内容が明記された書面を交わすことが重要です。

信頼できる業者を選ぶことが、冬の外壁塗装を成功させる最も確実な手段です。必ず複数の業者に見積もりと提案を依頼し、比較検討の上で決定しましょう。

 

冬季施工で使われる塗料や乾燥時間の違いとは?

冬の施工に適した塗料やその乾燥特徴には、以下のような種類があります。

● 低温対応水性シリコン塗料

  • 最低施工温度 −5℃~0℃ に対応する製品もあり、速乾性能が高いです。

  • 環境にやさしい水性ベースで、臭いや蒸発性溶剤のリスクが少ない。

  • 塗膜が硬くしっかりと定着する傾向にあり、寒冷地でも適切な施工でよい耐久性を発揮します。

● 弱溶剤ラジカル制御型塗料

  • 低温下でも硬化が安定し、耐候性や耐汚染性に優れる製品が多くあります。

  • 施工可能温度 0℃以上 の製品が主流で、凍結リスクが低い日中の時間帯対応に最適です。

● 速乾形ウレタン系塗料

  • 比較的低湿度・低温でも乾燥が早く、塗り重ね可能な時間帯が短くても対応可能なタイプ。

  • ただし寒冷地や気温極端に低い場合は硬化不良のリスクがあるため、施工後の検査が必須。

● 乾燥時間の目安比較(目安値)

塗料タイプ

最低施工温度

下塗り~中塗り乾燥時間

中塗り~上塗り乾燥時間

低温水性シリコン

−5℃〜0℃

約2〜3時間

2時間前後

弱溶剤ラジカル型

0℃〜5℃

約3〜4時間

約3時間

速乾ウレタン系

5℃〜10℃

約1.5〜2時間

約1.5時間

※実際の乾燥時間はメーカー仕様書や当日の湿度・風速によって変化します

 

外壁塗装を冬にするか迷ったら?季節別の比較と判断基準

冬以外の季節との比較を通じて「冬に行うべきかどうか」を判断するための基準を提示します。

● 春~秋(繁忙期)との比較

  • 暖かく乾燥が安定しているため施工精度が高く、乾燥時間も短く済む

  • ただし、業者が非常に混雑している時期 であるため費用が高く、予約も取りづらい

  • 気象の変動(梅雨・台風など) によって工程が中断されるリスクがあります。

● 冬季との比較

  • 冬は工程を天気に合わせて柔軟に調整できる

  • コストも抑えやすく、引き締まった塗膜による耐久性向上の可能性がある

  • しかし、気温管理や凍結リスク対策が必須 で、安全管理の目配りが重要です。

● 判断基準一覧

判定ポイント

冬季施工が適している

春〜秋施工が適している

建物の劣化状態

軽微な補修で済む場合に有利

多数の補修・下地処理が必要な場合

気候条件

日中気温が安定し、晴れが続く予報あり

湿度・気温が安定した季節

コスト重視

冬季割引やオフシーズン価格を狙いたい

品質を第一に考える場合

スケジュールの柔軟性

希望日に合わせたい・急ぎ対応が必要

繁忙期を避けて余裕ある計画可能

塗料選択

低温対応・速乾タイプ塗料の調達が可能

標準塗料で品質が確保できる

安全対策

防寒・防滑対策が徹底できる環境

気温が温暖で作業しやすい季節

 

まとめ

冬に外壁塗装を行うことには、**「費用を抑えられる」「予約が取りやすい」「塗膜の仕上がりが良くなる」**といった実利的なメリットがあり、正しい条件と管理のもとであれば、非常におすすめできる選択肢です。

とはいえ、成功させるためには以下のような具体的なアクションが欠かせません。

まずは地域の気候傾向を把握

  • 過去の気温・湿度データを確認し、施工が可能な日数の目安をチェック

寒冷地対応の塗料を選定

  • 使用予定の塗料について、メーカー仕様書で最低施工温度・乾燥時間を確認

 経験豊富な業者に相談

  • 冬季施工の実績が豊富で、天候による日程調整や安全対策に柔軟な業者を選びましょう

 施工保証とアフターサポートを確認

  • 塗膜の不具合保証や再施工対応が明記されているかどうかは、契約前に必ずチェック

「数日の連続晴天」がある日程で施工予約

  • 可能であれば、2〜3日晴天が続く予報の時期を選んで工事を依頼しましょう

 今すぐできる!無料相談のすすめ

冬の外壁塗装を検討中なら、まずは無料で相談・見積もりを依頼してみるのがおすすめです。信頼できる業者であれば、気温や塗料に応じた提案をしてくれるだけでなく、最適な施工時期や工期についても丁寧に案内してくれます。

【無料相談で確認すべきポイント】

  • 自宅の外壁に冬施工が適しているか

  • 対応可能な塗料の種類

  • 見積もり費用と施工スケジュール

  • 冬季限定のキャンペーン情報

今のうちに動いておけば、春の繁忙期前に質の高い施工とお得な価格を両立できるチャンスです。ぜひ専門業者へ気軽に問い合わせてみてください。

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