外壁塗装でクレームになりやすい事例とその対処法|後悔しないために知っておくべきこと
皆様こんにちは!
愛知県岡崎市・西尾市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り補修の専門店カナルペイントです。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
さて、今回は【外壁塗装でクレームになりやすい事例とその対処法|後悔しないために知っておくべきこと】をご紹介します♪
ぜひ、最後までご覧ください!
◆外壁塗装でクレームが起きる主な原因とは?
外壁塗装工事は建物の保護や美観の向上に欠かせないものですが、一定の割合でクレームが発生しています。トラブルの多くは、施主と業者の間での認識のズレや施工不良、対応の不備が原因です。ここでは特にクレームが集中しやすい主な原因を紹介します。
色の仕上がりがイメージと違う
塗装が完了した後、「思っていた色と違う」「見本より明るい(暗い)」などのクレームは非常に多く、外壁塗装クレームの中でも上位に位置します。塗料は面積や光の影響により見え方が変わるため、サンプルで確認した色と実際の外壁とでは印象が異なってしまうのです。
塗膜の剥がれ・膨れ
施工後間もないにも関わらず、塗膜が剥がれたり膨れたりする現象も、クレームにつながります。これは下地処理の不備や不適切な乾燥時間、塗料の相性などが原因とされています。
工期の遅延・説明不足
「いつまで経っても終わらない」「進捗報告がない」といった不満も頻出。天候の影響を受けやすい工事ではあるものの、施主に事前説明がないまま工期が遅れると信頼を損ないます。
近隣への配慮不足
近隣住民とのトラブルも外壁塗装の代表的なクレームの一つです。塗料の臭い、作業中の騒音、車両の出入りなどが原因で、関係性が悪化することも少なくありません。
見積もりと請求額の違い
「見積もりにはなかった追加費用を請求された」といった不満も発生します。工事中の追加対応が発生した場合は、施主の同意なく進めるとトラブルの原因になります。
◆実際にあった外壁塗装のクレーム事例とその背景
事例1:色味の不一致による再塗装要求
ある施主が、カタログで選んだグレーの色が、実際の壁に塗ると青みがかって見えるという理由で、再塗装を要求しました。業者側はカタログ通りの色を使用していたため、「見本との違いは誤差の範囲」と主張。
背景: A4見本での確認のみで、実際の壁面での試し塗りを行っていなかったことが原因。
事例2:塗装のはがれ
施工から半年も経たずに、外壁の一部で塗装の剥がれが見られたケース。調査の結果、既存の下地に汚れが残ったまま塗装していたことが発覚。
背景: 高圧洗浄が不十分で、密着不良を引き起こしていた。
事例3:近隣住民からの苦情
工事中に使用したスプレー式塗装が、隣家の車に飛散し、塗装被害が発生。塗装業者は保険対応で補償したものの、近隣住民との関係は悪化。
背景: 養生の不備と、スプレー工法の選択ミス。
事例4:追加請求トラブル
見積もりにはなかった”ひび割れ補修”の追加料金が施工後に請求された事例。施主は事前説明がなかったことに納得できずクレームに。
背景: 業者側の説明不足および書面での確認の欠如。
◆クレームを防ぐために施主が事前にできる対策
色の確認方法を工夫する
- A4以上の大判見本を確認
- 実際の外壁で試し塗りを依頼
- 晴天・曇天、時間帯を変えて確認
契約前に内容を明確にする
- 見積書は明細まで確認し、”一式”の記載は避ける
- 工事内容・塗料の種類・保証内容を文書で残す
- 工程表や工期スケジュールも事前に確認
工事中のコミュニケーションを取る
- 担当者との定期的な連絡を行う
- 必要に応じて工程の写真を提出してもらう
- 怪しい箇所があれば即時確認を依頼
◆信頼できる塗装業者を選ぶためのチェックポイント
1. 地域密着で実績がある
地元に根ざした業者は、施工後のアフター対応も迅速で、評判を大切にしている傾向があります。口コミや近隣での施工実績を確認しましょう。
2. 見積もりが明確で詳細
適正価格かつ、各項目が細かく記載された見積もりを出す業者は信頼性が高いです。逆に、「外壁塗装 一式」などの表記が多い業者は注意が必要です。
3. 建設業許可・資格の有無
- 建設業許可番号
- 一級・二級塗装技能士
- 雨漏り診断士などの専門資格
資格の有無は業者の信頼度を測る指標になります。
4. 保証制度とアフター対応の有無
施工後の不具合に対し、どのような保証があるかも重要です。塗料メーカーの保証とは別に、業者独自の工事保証があるかを確認しましょう。
◆近隣住民とのトラブルを防ぐには?
工事前の丁寧な挨拶
塗装工事が始まる前に、両隣・裏手・向かいの住宅には事前の挨拶を行いましょう。業者任せにせず、施主からも一言添えると印象がよくなります。
飛散防止対策の徹底
- 養生シートを足場全体に張る
- スプレー工法よりローラー工法を優先
- 風の強い日の作業中止判断
騒音・臭いへの配慮
- 作業時間は朝9時〜17時など、常識的な時間帯に限定
- 臭いの少ない水性塗料を使用
◆クレームが発生したときの正しい対応方法
感情的にならず冷静に対応
怒りや不安から感情的に訴えてしまうと、かえって解決が遠のくこともあります。事実を冷静に整理し、証拠(写真・書面)を基に話し合うことが重要です。
担当者との面談を設定
電話やメールだけでなく、現場で直接担当者と話すことで誤解が解けることも多々あります。内容は必ずメモを取りましょう。
保証書や契約内容を確認
クレームの内容が保証対象かどうかを確認し、該当する場合は速やかに是正工事を依頼します。対象外であっても誠意ある対応を求める姿勢が大切です。
第三者機関への相談も検討
万が一解決しない場合は、消費生活センターや建設業の監督機関、住宅瑕疵担保責任保険法人などに相談することも一つの手段です。
◆後悔しない外壁塗装のために!施主が意識すべきこと
外壁塗装で後悔しないためには、施主自身が「依頼者」であるという立場を理解し、積極的に行動することが重要です。以下のポイントを意識することで、満足度の高い工事につながります。
1. 情報収集とイメージの共有
- 施工事例を複数チェックする: インターネットや施工会社の公式サイト、SNSなどで施工事例を確認し、理想に近い外観のイメージを明確にしておきましょう。
- 希望の色やデザインは写真で共有: 「○○系の色」という曖昧な表現ではなく、実際の建物写真を使ってイメージを伝えると、業者との認識のズレを防げます。
2. 見積もり・契約内容は必ず書面で確認
- 一式表記を避け、詳細項目まで確認: 「外壁塗装 一式」などの記載では、何にいくらかかっているのかが不明瞭です。作業工程ごとの内訳を求めましょう。
- 追加工事の条件も明文化: 施工中に想定外の補修が必要になった場合、費用が発生するかどうかを事前に契約書に盛り込むことで、トラブルを防げます。
3. 工事中の状況を「見える化」する
- 写真や日報で進捗を確認: 毎日の工事状況を記録した日報や写真を提出してもらうことで、安心感と信頼性が高まります。
- 現場を定期的に訪問: 少なくとも週に1回は現場に足を運び、自分の目で確認しましょう。職人とのコミュニケーションにもなり、手抜き施工の抑止力にもなります。
4. 家族と意思統一しておく
- 家族で要望を整理し、事前に共有: デザインや色について家族内で意見が割れると、途中で変更が生じてトラブルの原因になります。工事前に方向性を統一しておくことが大切です。
5. クレームを想定した準備も怠らない
- トラブル時の相談先を事前に把握: 保証内容や相談先(消費生活センター、保険窓口など)を把握しておくことで、万が一の対応がスムーズになります。
- 保証書は大切に保管: 保証対象となる内容・期間・連絡先などが明記された書面は、後のトラブル回避や交渉の際に非常に有効です。
6. 施主も「チームの一員」という意識を持つ
外壁塗装は業者だけに任せるのではなく、施主も「自宅を良くするためのチームの一員」として関わることが、成功の鍵となります。積極的にコミュニケーションをとり、不明点はその場で確認する姿勢が大切です。
◆まとめ
外壁塗装に関するクレームの多くは、事前の情報共有と明確な契約内容、適切なコミュニケーションによって予防できます。色選びの工夫、近隣への挨拶、保証内容の確認など、施主としてできる行動は多くあります。
また、業者選びの段階で信頼性や過去の実績をしっかりと見極めることで、トラブルの発生を大きく抑えることができます。万が一クレームが発生しても、慌てず冷静に対処することで円満な解決に導けます。
外壁塗装を成功させる鍵は、「事前の準備」と「丁寧な対応」。後悔しないリフォームのために、この記事を参考にしながら確実な対策を講じていきましょう。
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