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外壁塗装の色褪せはなぜ起こる?色褪せしない色や注意ポイントもご紹介

皆様こんにちは!

愛知県岡崎市・西尾市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り補修の専門店カナルペイントです。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます!

さて、今回は外壁塗装の色褪せはなぜ起こるのかをご紹介します♪

色褪せしない色や注意ポイントもご紹介いたしますので、

ぜひ最後までご覧いただき、外壁の健康を守るための参考にしてください! 

外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、耐久性や保護機能を維持するためにも重要です。

しかし、時間が経つと色褪せが発生することがあります。

本記事では、外壁塗装の色褪せが起こる原因や防止策、色選びのポイントについて詳しく解説します。


◆外壁塗装の色褪せはなぜ起こる?

外壁塗装の色褪せは主に以下の要因によって引き起こされます。

1. 紫外線の影響

紫外線は、外壁塗装の色褪せの最も主要な原因です。太陽光に含まれる紫外線は、塗料中の顔料や樹脂にダメージを与え、分解を引き起こします。このプロセスは、色素の構造を変化させるため、外壁の色が徐々に薄くなります。特に南向きや西向きの外壁は、日射量が多く、紫外線の影響を強く受けるため、色褪せが早く進行する傾向があります。また、夏場は紫外線量が増加するため、色褪せのスピードが速まります。

2. 気候や環境の影響

気候条件も外壁塗装の色褪せに大きな影響を与えます。雨や風、雪といった気象要因は塗膜に物理的なダメージを与えるだけでなく、化学的な変化を引き起こします。特に酸性雨は、塗膜の劣化を早め、塗料の成分を溶解することで色褪せを促進します。また、沿岸部では塩分を含む湿気が塗膜に浸透し、劣化を加速させます。一方、寒冷地では、凍結と融解の繰り返しが塗膜にストレスを与え、微細な亀裂が生じやすくなるため、色褪せが進行しやすいです。

3. 塗料の品質

使用する塗料の品質も、色褪せの発生に直接影響します。低品質な塗料は紫外線や気候変動に対する耐性が低く、塗膜の劣化が早期に進行します。特に、有機顔料を使用した塗料は紫外線の影響を受けやすく、色褪せが目立ちやすいです。一方、フッ素系塗料や無機塗料は、耐候性が高く、長期間にわたり色を保持することができます。さらに、塗料の施工時の濃度や希釈率が適切でない場合も、塗膜の耐久性が低下し、色褪せの原因となります。

4. 塗装技術の問題

塗装技術の適否も、色褪せに大きく影響します。適切な下地処理が行われていない場合、塗膜が十分に密着せず、剥離や色褪せが発生しやすくなります。特に、汚れや油分が残ったまま塗装を行うと、塗膜が不均一になり、早期に劣化する原因となります。また、塗装時の気温や湿度が適切でない場合、塗料の乾燥不良が発生し、塗膜が脆くなることがあります。このような施工不良は、外壁の色褪せを早めるだけでなく、全体的な耐久性にも悪影響を及ぼします。

外壁塗装で色褪せしない色は?

「外壁塗装で色褪せしない色」について、さらに詳細にご説明いたします。色褪せを防ぐためには、色そのものの選択と、使用する塗料の特性を考慮することが重要です。以下のポイントで色選びを具体的に説明します。

1. 淡い色や中間色

淡い色や中間色は、色褪せが目立ちにくく、長期間にわたり美しい外観を保つのに適しています。なぜこれらの色が良いのか、詳しく説明します。

  • 淡い色(ベージュ、ライトグレー、アイボリーなど) 淡い色は、紫外線を反射しやすく、色褪せを抑える効果があります。また、濃い色と比べて汚れも目立ちにくいため、外壁が長期間清潔に保たれます。日差しを強く受ける壁面(特に南面や西面)では、淡い色を選ぶことで色褪せが遅くなります。淡い色は熱の吸収が少なく、塗膜の劣化を防ぐ効果もあります。
  • 中間色(グレー、ライトブラウン、グリーン系など) 中間色は、濃すぎず明るすぎないため、紫外線や汚れの影響を受けにくい特徴があります。特にグレー系やグリーン系の色は、周囲の景観に調和しやすく、色褪せを感じにくいことが多いです。また、濃い色と比較して紫外線吸収量が少ないため、塗膜の寿命を延ばすことができます。

2. 耐候性が高い塗料と色選び

色褪せを抑えるためには、使用する塗料の耐候性(紫外線や風雨に耐える能力)を高めることが重要です。耐候性の高い塗料を選ぶことで、色褪せを遅らせることができます。以下は色選びと塗料の組み合わせの一例です。

  • フッ素系塗料 フッ素系塗料は、紫外線による劣化を抑える強力な性能があります。この塗料は、鮮やかな色を保ちつつ、色褪せを大幅に抑制します。フッ素系塗料は特に高耐候性を求める場所に最適です。これにより、鮮やかな色でも長期間にわたり美しさを保つことができます。
  • 無機塗料 無機塗料(無機顔料を使った塗料)は、紫外線や熱、湿気に強いという特徴があり、色褪せしにくいです。特に、無機塗料は紫外線による化学反応が少ないため、色の安定性が非常に高く、長期間にわたり変色を防ぎます。色選びとしては、グレーやベージュ系、アイボリー系が無機塗料と相性が良いです。

3. 無機顔料を使用した塗料

無機顔料は、色褪せに対して非常に強い耐性を持つため、長期的に色を安定させることができます。有機顔料(化学的に合成された顔料)よりも、紫外線による分解や劣化が遅く、色の安定性が高いのが特徴です。

  • 無機顔料の特徴 無機顔料は、鉱物や金属成分を基にしており、紫外線を吸収することなく反射します。そのため、外壁が紫外線を多く受ける場所でも、色褪せが遅くなります。無機顔料を使った塗料は、強い日差しを浴びる地域でも色が安定して保たれます。
  • 無機顔料を使用した色例 無機顔料を使用した塗料では、ナチュラルな色調(サンドベージュ、ライトグレー、ダークグリーンなど)がよく使用されます。これらの色は、紫外線を反射し、色褪せを防ぎながらも、周囲の景観との調和を保つため、非常に人気があります。

4. 濃い色の注意点

濃い色(ダークグレー、ネイビー、ブラックなど)は、色褪せが目立ちやすい傾向があります。濃い色は紫外線を多く吸収し、その結果として熱が加わることで塗膜の劣化が進みやすくなります。そのため、これらの色を使用する場合は、耐候性が高い塗料や無機顔料を使用することが必須です。

  • 濃い色を使用する場合の対策 濃い色を選ぶ場合は、特に塗料の耐紫外線性や耐候性を考慮し、フッ素系や無機塗料を選ぶことをお勧めします。また、日光を直接浴びやすい場所や屋根の上などでは、濃い色を避け、淡い色や中間色を選ぶと色褪せのリスクが減ります。

5. 色選びのポイントまとめ

  • 淡い色や中間色(ベージュ、アイボリー、グレー、ライトグリーンなど)は色褪せに強い。
  • 耐候性の高い塗料(フッ素系、無機塗料)は色持ちを良くし、紫外線や雨風から外壁を守る。
  • 無機顔料を使った塗料は紫外線に強く、長期間色が安定する。
  • 濃い色は色褪せが目立ちやすいため、特別な耐候性塗料が必要。

色褪せを防ぐためには、適切な色選びと塗料の選定が重要です。外壁塗装を長持ちさせるためには、上記のポイントを参考にして、色を選ぶ際に考慮しましょう。

◆色選びの時の注意ポイント

外壁の色選びは慎重に行うべきです。以下の点を考慮して、満足のいく結果を得るための参考にしましょう。

  1. 周囲の景観との調和 周囲の建物や景観との調和を考慮することが大切です。自宅の外壁が周囲の雰囲気と合わないと、不自然な印象を与える可能性があります。地域に適した色調を選ぶことが、建物全体の美観を高めます。
  2. 色見本での確認 色見本の小さなサンプルだけで選ばないようにしましょう。実際に広い面積で塗装した場合、色の印象が変わることがあります。大きな色見本を自然光の下で確認し、実際の色味を把握することが重要です。
  3. 劣化リスクを考慮 鮮やかな色や濃い色は、時間が経つと色褪せが目立ちやすくなるため、長期間美しさを保ちたい場合は、淡い色や中間色を選ぶことが効果的です。特に南向きの壁や日差しが強い地域では、耐候性を重視した色選びがポイントになります。

◆外壁塗装の色褪せを放置してはいけない理由

色褪せが進行すると、見た目だけでなく、建物そのものの耐久性にも影響を与えます。放置することのリスクをしっかり理解しましょう。

  1. 美観の低下 色褪せた外壁は、建物が老朽化した印象を与え、外観の美しさが失われます。これにより、資産価値の低下を招く可能性もあります。定期的な塗り替えで、家の外観を保つことが大切です。
  2. 塗膜の劣化 色褪せは塗膜の劣化のサインでもあります。放置すると、塗膜が薄くなり、外壁の防水性が低下します。これにより、ひび割れや剥がれが発生しやすくなるため、早めの対応が必要です。
  3. 建物の保護機能の低下 塗膜の劣化が進むと、外部の湿気や雨水が建物内部に浸入しやすくなり、腐食やカビの発生を引き起こす原因となります。外壁塗装の劣化を放置すると、建物全体の劣化が進んでしまいます。

外壁塗装で色褪せをさせないための対応策

外壁塗装は、美しい外観を保つだけでなく、建物の耐久性を維持するためにも重要です。色褪せを防ぐために実践すべき具体的な対応策を紹介します。

➀高品質な塗料を使用する 色褪せを防ぐために最も効果的な方法の一つは、高品質な塗料を使用することです。以下の塗料は特に色褪せに強いとされています

  • フッ素系塗料:耐候性に優れ、紫外線による劣化を抑える特性があります。特に日光にさらされる南面や西面などではフッ素系塗料の使用が効果的です。色の鮮やかさも長期間保たれます。
  • 無機塗料:無機顔料を使った塗料は、紫外線に対する耐性が高く、色の安定性が抜群です。さらに汚れが付きにくく、外壁が長期間美しいままで保てます。無機塗料は高価ですが、長期的にはコストパフォーマンスが良いといえます。
  • シリコン系塗料:比較的安価でありながら耐候性も高い塗料です。シリコン系塗料は、耐水性や耐摩耗性があり、色褪せを抑えるのに役立ちます。

②定期的なメンテナンスと点検 :定期的なメンテナンスで、外壁の色褪せを遅らせることができます。以下のポイントに注意しましょう

  • 清掃:外壁に付着した汚れや埃は色褪せを促進する原因となります。特にコケやカビは湿気をため込み、塗膜の劣化を早めるため、定期的に高圧洗浄などで外壁を清掃することが大切です。
  • 塗膜の状態チェック:小さなひび割れや塗膜の剥がれが見つかった場合、早めに修繕することが重要です。早期対応で塗膜の劣化を防ぎ、色褪せを遅らせることができます。
  • 紫外線対策:紫外線を防ぐため、外壁に専用のUVカット剤を塗布することも有効です。特に紫外線が強い地域では、これを定期的に施すことで色褪せを防ぐことができます。

➂適切な施工業者を選ぶ :施工の品質が塗膜の耐久性に直結するため、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。業者選びで注意すべきポイントは以下の通りです

    • 過去の施工実績:業者の過去の施工例を確認し、施工品質をチェックしましょう。特に色褪せに強い塗料を使用した事例があれば、それを参考にします。
    • 施工手順と技術力:塗装は単に塗るだけでなく、下地処理や塗装方法にも技術が求められます。適切な下地処理が施されていない場合、塗料の定着が悪く、色褪せが早く進行します。信頼できる業者に、塗装に必要なすべての工程をしっかりと確認してもらいましょう。
    • アフターサービス:施工後のサポートも重要です。塗膜の不具合や色褪せが早く発生した場合に迅速に対応できる業者を選ぶと安心です。

    ④環境条件を考慮した施工 :塗装を行う時期や天候を適切に選ぶことも、塗膜の劣化を防ぐために非常に重要です。以下のポイントを意識しましょう

    • 気温と湿度の調整:外壁塗装は温度と湿度の影響を大きく受けます。施工時の気温が低すぎたり、高すぎたりすると、塗料がうまく乾かず、塗膜の強度が低くなります。最適な施工温度は約15〜25度程度です。
    • 雨の日を避ける:施工後、雨が降ると塗料が流れてしまい、色褪せや塗膜の劣化を早めます。晴れた日の乾燥した時期に施工を行うようにしましょう。
    • 風の強い日を避ける:風が強いと、塗料が飛び散ってしまうだけでなく、乾燥が均等でなくなり、塗膜が不均一になる原因となります。風のない静かな日を選んで施工することが理想的です。

    ⑤色選びの工夫: 色選びも色褪せを遅らせるための大事なポイントです。以下の工夫を行うことで、色褪せをより抑えることができます

    • 淡い色を選ぶ:淡い色や中間色は、濃い色に比べて色褪せが目立ちにくく、長期間安定した色合いを保つことができます。特に、日差しの強い地域では、これらの色を選ぶことが有効です。
    • 反射率が高い色を選ぶ:反射率が高い色(ホワイトやライトグレーなど)は、太陽光を反射し、熱を吸収しにくいため、色褪せを遅らせることができます。特に、直射日光を多く受ける場所では、反射率の高い色が有利です。

    これらの対応策を実践することで、外壁塗装の色褪せを遅らせ、長期間美しい外観を保つことができます。色褪せが気になる方は、早めの対策を心がけ、外壁のメンテナンスに取り組みましょう。

    まとめ

    外壁塗装の色褪せは、紫外線や気候条件、塗料の品質によって引き起こされます。色褪せを防ぐためには、耐久性の高い塗料の選定や適切な施工が重要です。また、定期的なメンテナンスを行うことで、美しい外観を長く保つことができます。外壁塗装を検討する際は、信頼性の高い施工業者に依頼し、適切な色選びと対策を講じることをおすすめします。

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