自然塗料の種類を徹底解説!選び方や特徴もご紹介!
皆様こんにちは!
愛知県岡崎市・西尾市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り補修の専門店カナルペイントです。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
さて、今回は自然塗料の種類・選び方や特徴をご紹介します♪
自然塗料は、環境に配慮しつつ、美しい仕上がりと健康的な生活空間を実現する塗料として注目されています。本記事では、自然塗料の種類や特徴、選び方について詳しく解説します。さらに、自然塗料を選ぶ際のポイントや注意点についてもご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください!
◆自然塗料とは
自然塗料とは、天然素材を主成分とした塗料のことです。従来の化学塗料に比べて、有害物質の放出が少なく、環境や健康に優しいのが特徴です。主に植物由来のオイルやワックス、天然顔料が使用され、木材や壁面などさまざまな場所で利用されています。
自然塗料は、特に健康を気にする家庭や、環境負荷を低減したいと考える方々に支持されています。また、化学塗料に比べて塗料独特の強い臭いが少ないため、使用中や乾燥時も快適です。さらに、木材や素材本来の質感を活かすことができるため、ナチュラルなインテリアやエクステリアデザインを好む人々にも人気があります。
◆自然塗料の特徴
健康への配慮
自然塗料は、有害な揮発性有機化合物(VOC)の排出が少なく、シックハウス症候群のリスクを軽減します。特に、小さな子どもやペットがいる家庭では、安全性が重要視されるため、自然塗料の使用が適しています。また、アレルギーを持つ方にも安心して利用できる製品が多いのが特徴です。
環境に優しい
天然由来の成分を使用しているため、生産過程や廃棄後も環境への負荷が少ないのが魅力です。塗装後の剥離や廃棄時にも自然分解が進みやすく、持続可能な選択肢となります。
仕上がりの美しさ
自然塗料は木材の質感や風合いを活かした仕上がりが特徴で、ナチュラルな雰囲気を演出します。特に、木目を美しく引き立てる効果があり、木材そのものの魅力を最大限に活かすことができます。
メンテナンスの容易さ
自然塗料は、定期的なメンテナンスが必要ですが、その分、塗り直しが簡単で長期間使用することが可能です。部分的な補修も簡単に行え、結果的にコストパフォーマンスが良いとされています。
◆自然塗料の成分は?
自然塗料に使われる主な成分には以下のようなものがあります。
植物由来オイル
- 亜麻仁油(リンシードオイル): 亜麻の種子から抽出されるオイルで、乾燥すると硬化し木材を保護します。優れた浸透性があり、木材内部に染み込み防水性や耐久性を向上させます。古くから木工や家具の仕上げに使用されています。
- 桐油(トングオイル): 桐の実から抽出される油で、耐水性と防腐性が高く、屋外用の木材保護にも適しています。乾燥時間が長いものの、仕上がりは非常に滑らかで耐久性に優れています。
天然ワックス
- 蜜蝋(ビーズワックス): ミツバチの巣から採取される天然ワックスで、木材の表面に保護膜を形成します。滑らかな手触りと自然な艶を提供し、特に家具や小物の仕上げに適しています。
- カルナバワックス: ブラジル原産のカルナバヤシの葉から抽出されるワックスで、硬度が高く耐久性に優れています。滑らかで耐熱性のある仕上がりが得られるため、高温になる環境にも適しています。
顔料
自然塗料の色を決定する成分で、土や鉱石などから採取されたものが多く使用されます。人工的な着色料とは異なり、柔らかく深みのある色合いを実現します。
◆自然塗料と木材の相性
木材と自然塗料は非常に相性が良い組み合わせです。木材は自然素材であり、自然塗料の浸透性や保護性能が最大限に発揮されます。
- 浸透性: 自然塗料は木材の内部に深く浸透し、内部から保護します。この特性により、木材の耐久性が向上し、長期間美しい状態を保てます。
- 質感の維持: 木材の自然な風合いを残しつつ、保護効果を発揮します。特に、木目の美しさを際立たせる仕上がりが魅力です。
- 耐久性の向上: 定期的に塗り直すことで、木材の耐久性を長期間保つことができます。また、自然塗料は剥がれにくいため、長く使用する家具や建築材に最適です。
◆自然塗料の種類
自然塗料にはいくつかの種類があり、それぞれ特性が異なります。以下に主要な種類とその特徴を詳しく解説します。
オイル系自然塗料
オイル系自然塗料は、植物性オイルを主成分とした塗料で、木材内部に深く浸透し保護します。木材の質感や風合いを活かすことができるため、家具やフローリングの仕上げに最適です。
- 亜麻仁油(リンシードオイル): 亜麻仁油は、古くから利用されているオイル系塗料の代表格です。乾燥後は硬化し、防水性を発揮します。また、耐久性があり、内装や家具の塗装に適しています。木材に深く浸透し、ナチュラルな艶を生み出します。
- 桐油(トングオイル): 桐油は、特に防水性と防腐性が求められる木材に使用されます。屋外で使用するウッドデッキやフェンスにも適しており、紫外線や湿気に対する耐久性が高いのが特徴です。
- ひまし油(キャスターオイル): ひまし油は、乾燥が遅めの特性があり、広範囲に均一に塗る作業に向いています。乾燥後は滑らかな質感を持ち、室内の木材製品に適した塗料です。
ワックス系自然塗料
ワックス系自然塗料は、木材の表面を保護する塗料で、特に滑らかな仕上がりや艶を求める場合に適しています。
- 蜜蝋(ビーズワックス): 蜜蝋は、自然由来のワックスで、木材の表面を薄い膜で保護します。光沢感があり、滑らかな触り心地を提供します。主に家具やインテリアに使用され、撥水性も兼ね備えています。
- カルナバワックス: カルナバワックスは、蜜蝋よりも硬度が高く、耐久性に優れています。そのため、頻繁に使用される家具やフローリングなどに適しています。耐熱性もあるため、熱が加わる場所での使用にも安心です。
水性自然塗料
水性自然塗料は、揮発性有機化合物(VOC)の排出が極めて少なく、環境と人体に優しい塗料です。乾燥が速く、匂いもほとんどないため、室内での使用に特に適しています。
- 特徴: 初心者でも扱いやすく、塗りムラができにくいのが利点です。さらに、掃除が簡単で、手や工具に付着しても水で洗い流すことができます。
クレイ系塗料
クレイ系塗料は、粘土を主成分とした塗料で、マットな仕上がりが特徴です。特に、通気性が求められる室内の壁や天井に適しています。
- 特徴: 湿気を調整する効果があり、結露の防止や快適な室内環境の維持に貢献します。また、自然由来の成分のみで作られているため、小さな子供がいる家庭にも安心です。
◆おすすめの自然塗料メーカーと主成分
1. リボス(LIVOS)
- 主成分: 亜麻仁油、天然顔料
- 特徴: 世界的に知られるドイツのブランドで、安全性が高く多用途に使用可能。
2. オスモカラー(OSMO COLOR)
- 主成分: 植物性オイル、ワックス
- 特徴: 木材の浸透保護に優れ、耐久性が高い。
3. AURO(アウロ)
- 主成分: 植物性オイル、天然樹脂
- 特徴: 自然派塗料のパイオニアとして知られ、安全性と品質が両立。
◆自然塗料の購入方法
自然塗料は以下の方法で購入できます。
専門店で購入
専門店では、豊富な種類から用途に合った塗料を選べます。スタッフによるアドバイスも受けられます。
オンラインショップ
多くのメーカーが公式オンラインショップを運営しており、自宅から簡単に購入可能です。
ホームセンター
一部の自然塗料はホームセンターでも取り扱われています。手軽に入手できる点が魅力です。
◆まとめ
自然塗料は、環境と健康に配慮しながら、木材や壁の美しさを引き出す理想的な選択肢です。用途や目的に合った塗料を選ぶことで、その魅力を最大限に活かすことができます。自然塗料の特性や成分を理解し、最適な製品を選んで快適な住環境を作りましょう。
お問い合わせはこちら
自然塗料についてさらに詳しい情報や購入サポートが必要な場合は、ぜひお気軽にご相談ください!
無料で診断、お見積もり、ご相談を承っております。どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ。
塗装のことが見て、聞けて、体感できる外壁塗装専門ショールームのご予約はこちらから。
塗装の“分からない”を解決します。
地域の皆様にご愛顧いただき、おかげさまで西三河で年間施工実績は300件以上となりました。
カナルペイントの豊富な施工実績をご覧ください。