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外壁にアスベストが含まれているかも?アスベストの見分け方や除去方法をご紹介!

皆様こんにちは!

愛知県岡崎市・西尾市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り補修の専門店カナルペイントです。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます!

さて、今回は外壁にアスベストが含まれているかも?アスベストの見分け方や除去方法をご紹介します♪

築年数が経過した建物にお住まいの方やリフォームを検討中の方、『外壁にアスベストが含まれているかもしれない…』と不安を感じたことはありませんか?

アスベストは、かつて建材として広く使われた便利な素材ですが、健康被害を引き起こすリスクがあるため、適切な対応が求められます。

この記事では、外壁にアスベストが含まれている可能性の見分け方や、安全に除去する方法、そして費用の目安までを詳しくご紹介します。安心して暮らすために、ぜひ最後までお読みください。


目次

アスベストとは?

アスベストの概要

アスベスト(Asbestos)は、「石綿(いしわた)」とも呼ばれる天然の鉱物繊維です。古くから建築材料や工業製品に広く使用されてきました。耐熱性、絶縁性、耐久性に優れているため、経済的で便利な素材として評価されていましたが、その微細な繊維を吸引することで深刻な健康被害を引き起こすことが判明しました。アスベストの最大の問題は、微細な繊維が空気中に飛散し、それを吸引することで人体に深刻な健康被害を与えることです。

日本では、1970年代から1980年代にかけてアスベストの使用量がピークに達しました。しかし、1990年代以降、健康被害が社会問題化し、使用規制が段階的に進められました。最終的には2006年にアスベストの全面禁止が施行され、現在では新規使用が禁止されています。

アスベストの特徴

アスベストが建築材料や工業製品に多用されたのは、以下のような特性が理由です

1.優れた耐熱性・耐火性

アスベストは高温にさらされても燃えない特性があります。そのため、断熱材や防火材として広く使用されてきました。

2. 高い耐久性

アスベストは化学的にも物理的にも非常に安定しており、腐食や劣化に強い素材です。この特性から、長期間の使用が求められる建材や工業製品に適しています。

3. 柔軟性と強度の両立

細かい繊維でありながら、引っ張り強度が高く、柔軟性も持ち合わせています。そのため、セメントやプラスチックと混ぜて使用することで、強度の高い複合材料が作られました。

4. 防音性と断熱性

アスベストは音や熱を遮断する性質があるため、断熱材や遮音材としても利用されています。

外壁アスベストの危険性って何?

アスベストの健康リスク

アスベストが人体に与える主なリスクは、微細な繊維が空気中に飛散し、それを吸入することによって引き起こされます。これにより、以下のような深刻な健康問題が発生する可能性があります。

  1. アスベスト症:アスベスト繊維が肺に蓄積し、肺組織が硬化する病気で、呼吸困難を引き起こします。
  2. 肺がん:アスベスト繊維の長期吸入により、肺がんのリスクが増加します。
  3. 悪性中皮腫:胸膜や腹膜などの内膜に発生するがんで、アスベスト暴露との関連が非常に強いとされています。
  4. 肺膜肥厚斑:非がん性の肺膜の肥厚で、長期間のアスベスト暴露により発生します。

外壁にアスベストが含まれている場合の具体的な危険性

家の外壁にアスベストが含まれている場合、その危険性は以下のような状況で特に高まります。

  1. 劣化や損傷:アスベストを含む外壁が経年劣化や物理的な損傷を受けると、アスベスト繊維が飛散しやすくなります。特に古い建物では、外壁のひび割れや破損がアスベストの飛散を促進します。
  2. リフォームや解体作業:外壁のリフォームや建物の解体作業時には、大量のアスベスト繊維が飛散するリスクがあります。適切な防護措置を講じずに作業を行うと、作業者や周囲の住民がアスベストに曝露される危険性が高まります。
  3. 自然災害:地震や台風などの自然災害によって外壁が損傷した場合、アスベスト繊維が飛散するリスクが増大します。災害後の建物の安全確認や修復作業時には、特に注意が必要です。

アスベストを含む外壁の安全な取り扱い

アスベストを含む外壁を安全に取り扱うためには、以下のポイントに注意する必要があります。

  1. 専門家の診断:アスベストの有無を確認するために、専門家による診断を受けることが重要です。専門の検査機関に依頼して、外壁材のアスベスト含有量を調べてもらいましょう。
  2. 適切な防護措置:外壁の修繕や解体作業を行う際には、適切な防護措置を講じることが不可欠です。防護服やマスクを着用し、アスベスト繊維の飛散を防ぐための封じ込め作業を行います。
  3. 専門業者への依頼:アスベストを含む外壁の除去や修繕作業は、専門の業者に依頼することが推奨されます。専門業者は、適切な知識と技術を持ち、安全に作業を進めることができます。

アスベスト対策の法規制

多くの国では、アスベストに関する法規制が厳しく定められています。日本においても、2006年にアスベスト含有建材の使用が全面禁止されました。既存のアスベスト含有建材についても、安全な取り扱いと除去が義務付けられています。建物の所有者は、法令を遵守し、安全な環境を維持するために必要な措置を講じることが求められます。

 

外壁にアスベストが使用されてきた理由

アスベストは、過去に建築材料として広く使用されてきました。その主な理由は、アスベストが持つ優れた特性にあります。ここでは、外壁にアスベストが使用されてきた具体的な理由について詳しく説明します。

耐火性と断熱性

アスベストの最大の利点の一つは、その優れた耐火性と断熱性です。アスベストは高温に強く、燃えにくい特性を持っています。これにより、建物の外壁に使用することで、火災の拡大を防ぎ、建物内部の温度を安定させることができます。特に、工場や倉庫などの火災リスクが高い建物において、この特性は非常に重要でした。

耐久性

アスベストは非常に耐久性があり、長期間にわたって劣化しにくい材料です。外壁に使用することで、風雨や紫外線によるダメージを防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。また、アスベストは腐食に強いため、海岸近くの建物や化学工場など、腐食性の高い環境でも優れた性能を発揮します。

経済性

アスベストは、他の建材と比較してコストパフォーマンスが高いという特徴があります。大量生産が可能であり、その価格も比較的安価であったため、建築コストを抑えることができました。特に戦後の高度経済成長期において、急速な都市開発や住宅需要の増加に伴い、低コストで高性能な建材としてアスベストが広く利用されました。

音響性能

アスベストは音を吸収する性質があり、音響性能にも優れています。このため、外壁に使用することで、外部からの騒音を軽減し、建物内部の静粛性を保つことができます。特に都市部の住宅やオフィスビルにおいて、この特性は大いに評価されました。

簡単な加工性

アスベストは柔軟で加工が容易な材料です。このため、さまざまな形状やサイズに加工することができ、設計の自由度が高まりました。外壁のデザインにおいても、アスベストを用いることで多様な意匠を実現することが可能となりました。

アスベスト使用の終焉

これらの特性から、アスベストは外壁材として非常に優れた性能を発揮していました。しかし、1970年代以降、アスベスト繊維の吸入が深刻な健康被害を引き起こすことが明らかになると、世界各国でアスベスト使用に対する規制が強化されました。日本においても、2006年にアスベストを含む建材の使用が全面的に禁止されました。これにより、新たな建築物にはアスベストを使用しないことが義務付けられました。

 

外壁にアスベストが含まれているかどうかを見分ける方法

アスベストは、過去に建材として広く使用されていたため、特に古い建物の外壁には含まれている可能性があります。しかし、アスベストは健康に重大なリスクをもたらすため、その存在を確認し、適切に対処することが重要です。以下に、外壁にアスベストが含まれているかどうかを見分ける方法について詳しく説明します。

1. 建築年代の確認

アスベストは、日本では2006年に使用が全面的に禁止されるまで、建材として広く使用されていました。したがって、2006年以前に建てられた建物にはアスベストが含まれている可能性があります。特に、1970年代から1980年代に建てられた建物は、アスベスト使用のピーク時期にあたります。このため、まずは建物の建築年代を確認することが重要です。

2. 建材の種類と見た目

アスベストは、スレート、セメント板、シーリング材など、さまざまな建材に使用されてきました。外壁材としては、特にスレート材やセメント板に含まれていることが多いです。これらの建材は、特有の繊維状の質感や灰白色の外観を持つことが多いため、見た目から判断することができます。しかし、見た目だけで確定することは難しいため、他の方法と併用することが推奨されます。

3. 建材のラベルや製品情報

建材には製造メーカーや製品情報が記載されたラベルが貼られていることがあります。これらの情報を確認することで、アスベストを含むかどうかを判断できる場合があります。特に、日本ペイントや他の大手メーカーの製品情報には、アスベストの使用に関する記載があることが多いです。製品カタログやメーカーのウェブサイトで情報を調べることも有効です。

4. 専門家による調査

見た目や製品情報だけで判断が難しい場合、専門家による調査を依頼することが最も確実な方法です。アスベスト診断士や建築士などの専門家は、適切なサンプル採取と分析を行うことで、アスベストの有無を正確に判断することができます。調査には、外壁の一部を採取し、顕微鏡や化学分析を行う方法が含まれます。これにより、肉眼では確認できない微細なアスベスト繊維の存在も検出することができます。

5. 自己診断の注意点

自己診断を試みる場合、注意が必要です。アスベスト繊維は非常に細かく、空気中に飛散しやすいため、自己判断で外壁を削ったり壊したりすることは避けてください。アスベスト繊維が飛散すると、吸入することで健康被害を引き起こす可能性があります。必ず専門家に依頼し、安全な方法で調査を行うようにしましょう。

6. 改修や撤去の際の対策

もし、アスベストが含まれていることが判明した場合、改修や撤去作業は特に慎重に行う必要があります。日本では、アスベストを含む建材の除去や封じ込めは、法律に基づき厳格に規制されています。専門業者に依頼し、適切な防護措置を講じた上で作業を行うことが義務付けられています。また、作業中に使用する保護具や飛散防止対策も法律で定められています。

7. 住民への周知と安全対策

アスベストの調査や除去作業を行う場合、周囲の住民に対して適切に周知し、安全対策を講じることも重要です。特に、作業中にアスベスト繊維が飛散しないように、エリアの封鎖や飛散防止シートの使用などを徹底する必要があります。また、住民への健康被害を防ぐために、作業前後の清掃や除染も怠らないようにしましょう。

外壁にアスベストが含まれている際の除去方法

アスベストは健康に重大なリスクをもたらすため、外壁にアスベストが含まれていることが確認された場合、その除去作業は非常に慎重に行わなければなりません。以下に、アスベスト含有外壁の除去方法について詳細に説明します。

1. 専門業者の選定

アスベストの除去作業は専門知識と技術を要するため、必ず資格を持った専門業者に依頼することが重要です。日本では、アスベスト除去に関する法律が厳格に定められており、適切な資格を持つ業者のみが作業を行うことができます。業者選定の際には、過去の実績や評判を確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

2. 作業計画の立案

専門業者は、除去作業を開始する前に詳細な作業計画を立案します。この計画には、除去するアスベストの量や場所、使用する機材や方法、作業スケジュールなどが含まれます。また、作業中の安全対策や、周辺住民への影響を最小限に抑えるための措置も計画に盛り込まれます。作業計画は事前に確認し、納得の上で進めることが重要です。

3. 作業エリアの封鎖と飛散防止対策

アスベスト除去作業を行う際には、作業エリアを厳重に封鎖し、アスベスト繊維の飛散を防ぐための対策を講じます。具体的には、以下のような措置が取られます:

  • エリアの封鎖:除去作業を行うエリアをシートやバリケードで囲い、無関係な人が立ち入らないようにします。
  • 負圧環境の構築:作業エリア内の空気圧を外部よりも低くすることで、アスベスト繊維が外部に漏れ出さないようにします。専用の換気装置を使用します。
  • 飛散防止シートの使用:アスベスト含有部分を覆うために専用の飛散防止シートを使用し、作業中の繊維飛散を防ぎます。

4. アスベストの除去作業

除去作業は、以下の手順に従って行われます:

  • 湿潤化:作業前にアスベスト含有部分を十分に湿らせることで、繊維の飛散を防ぎます。水や専用の湿潤剤を使用します。
  • 切断・取り外し:アスベスト含有部分を慎重に切断し、取り外します。この際、繊維が飛散しないように細心の注意を払います。
  • 廃棄物の封入:取り外したアスベスト含有部材は、専用の袋や容器に密封し、適切に処理します。廃棄物の扱いも法律に基づいて厳格に行われます。

5. 作業後の清掃と検査

除去作業が完了した後、作業エリア内の清掃を徹底的に行います。使用した機材や作業エリア内のすべての表面を清掃し、残留するアスベスト繊維がないことを確認します。さらに、専門の検査機関による空気中のアスベスト濃度測定を実施し、基準値以下であることを確認します。

6. 作業記録と報告書の作成

作業の全工程を記録し、報告書を作成します。この報告書には、作業計画、実施内容、使用した機材や薬品、作業後の検査結果などが詳細に記載されています。報告書は依頼者に提出され、必要に応じて関係機関に報告されます。

7. 住民への周知と安全対策

アスベスト除去作業を行う際には、周囲の住民に対して作業内容やスケジュール、安全対策などを事前に周知することが重要です。特に、作業中の音や振動、粉塵などによる影響を最小限に抑えるための対策を講じ、住民の安全と健康を守ることが求められます。

 

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アスベスト除去に伴う費用感と注意点

アスベスト除去は、健康リスクを避けるために必須の作業ですが、その費用は高額になることが多いです。以下に、アスベスト除去に伴う費用感と注意点について説明します。

費用感

  1. 基本的な費用範囲 アスベスト除去の費用は、建物の規模やアスベストの量、場所、作業の難易度によって大きく異なります。一般的に、除去費用は1平方メートルあたり5,000円から15,000円程度が目安です。たとえば、100平方メートルの建物の場合、除去費用は50万円から150万円程度になります。
  2. 追加費用の考慮 除去作業には以下のような追加費用が発生する場合があります:
    • 調査費用:アスベスト含有の確認や、除去計画の立案に必要な調査費用。これは数万円から数十万円程度です。
    • 廃棄処分費用:除去したアスベストを安全に廃棄するための費用。廃棄物の量によりますが、数万円から十数万円かかることがあります。
    • 安全対策費用:周囲への影響を最小限にするための防護措置や、作業員の安全確保のための費用。
  3. 総合的な費用 総合的な費用としては、建物の状態や立地条件によりますが、一般的な住宅のアスベスト除去には数十万円から数百万円の費用がかかることが一般的です。高層ビルや大規模な商業施設では、さらに高額になる可能性があります。

注意点

  1. 専門業者の選定 アスベスト除去は高度な専門知識と技術を要する作業です。適切な資格と経験を持つ業者を選定することが重要です。不適切な作業は健康リスクを増大させるため、業者選定には十分な注意が必要です。
  2. 作業計画の確認 除去作業の前に、詳細な作業計画を確認し、納得した上で契約を結ぶことが大切です。計画には、作業の範囲やスケジュール、使用する機材や方法、安全対策が含まれているかを確認しましょう。
  3. 安全対策の徹底 作業中は、アスベスト繊維の飛散を防ぐために厳格な安全対策が求められます。作業エリアの封鎖や飛散防止シートの使用、負圧環境の構築などが必要です。また、周辺住民への周知や、作業後の清掃・検査も重要な要素です。
  4. 費用の透明性 除去費用の見積もりを複数の業者から取り、内容を比較検討することが推奨されます。費用の内訳が明確であること、追加費用が発生する可能性について事前に確認することが重要です。
  5. 法的な遵守 アスベスト除去は法律で厳しく規制されており、適切な手続きと報告が求められます。違法な作業や無許可の業者に依頼することは絶対に避けましょう。法的な遵守が確認できる業者を選ぶことが大切です。
  6. 健康リスクの理解 アスベストは吸入すると健康被害を引き起こすため、除去作業中やその後も健康リスクについて十分な理解を持つことが重要です。作業中は現場に近づかないようにし、除去後の管理についても適切に行う必要があります。

 

アスベストの処理には専門の資格が必要

アスベストの処理作業は、人々の健康と環境を守るために厳格な規制のもとで行われなければなりません。そのため、処理を行うには専門の資格や許可が必要です。資格を持たない人が処理を試みると、法律違反や重大な健康リスクを引き起こす可能性があります。

1. 必要な資格

アスベストを含む建材の取り扱いや処理を行うには、以下のような専門資格が求められます。

石綿作業主任者
  • 概要: アスベストの除去作業を管理・監督する資格。
  • 取得条件: 事前講習の受講と修了試験の合格が必要。
  • 役割: 作業員の安全を確保し、適切な作業が行われるよう管理。
特定建設作業従事者
  • 概要: 解体や改修工事でアスベストを取り扱う作業員が取得すべき資格。
  • 取得条件: 実務経験と専門講習の受講。
  • 役割: 繊維飛散を最小限に抑えながら安全に作業を遂行。

2. 法律に基づく規制

アスベスト処理に関する主な法律は以下の通りです。

労働安全衛生法
  • アスベスト取扱作業における労働者の健康を守るための法律。
  • 作業計画の作成や飛散防止対策の実施が義務付けられています。
大気汚染防止法
  • アスベスト繊維が空気中に飛散しないよう、適切な養生措置や作業手順を定めています。
  • 違反があれば罰則が科されることがあります。
廃棄物処理法
  • アスベストを含む廃材は「特別管理産業廃棄物」として扱われ、専用の処理施設で適切に廃棄されなければなりません。

3. 専門業者に依頼する理由

資格を持った専門業者に依頼することで、以下のメリットが得られます。

  • 安全性の確保: 防護措置を徹底し、作業員や周囲の人々への健康リスクを最小限に抑える。
  • 法令遵守: 法律に基づいた計画や報告書の提出を行い、違反を回避。
  • 適切な廃棄処理: 許可を受けた施設での適正な廃棄物処理。

4. 無資格作業のリスク

資格を持たない人がアスベストを処理する場合、以下のようなリスクが伴います。

  • 健康被害: 防護措置を怠ることでアスベスト繊維を吸い込み、石綿肺や中皮腫などを引き起こす危険性。
  • 法律違反: 無資格作業や不適切な処理は、法律違反として罰金や懲役刑の対象となる可能性。
  • 環境汚染: 繊維が飛散すると周辺環境への悪影響が広がる。

 

このことから、アスベストの処理には専門的な知識と資格が不可欠です。安全で適切な作業を行うためにも、資格を持った専門業者に依頼し、法律を遵守することが最も重要です。

 

外壁のアスベストの除去でカナルペイントができること

事前調査

  • 外壁にアスベストが含まれているかを確認。
  • 専門機関にサンプルを送付して分析を依頼(分析費用:約2~5万円/箇所)。

作業計画の立案と届け出

  • 労働安全衛生法や大気汚染防止法に基づき作業計画を作成。
  • 地域の行政機関に必要な届出を行う(特定粉じん排出届など)。

飛散防止対策

  • 作業箇所をシートで覆い、アスベスト繊維の飛散を防止。
  • 負圧装置を使用して作業現場の空気を管理。

アスベスト除去作業

  • 専用機材を使い、建材を丁寧に取り外す。
  • 飛散リスクを最小限にするため、水を噴霧しながら作業。

廃材の梱包と運搬

  • アスベストを含む廃材は、密封した専用の袋に梱包。
  • 許可を持つ業者によって処理施設へ運搬。

現場清掃と検査

  • 除去後、現場の繊維飛散状況を測定。
  • 清掃後に適合が確認されたら工事終了。

アスベスト除去工事にかかる費用

費用は、建物の規模やアスベスト含有量、作業の難易度によって変動しますが、おおよその目安は以下の通りです。

項目

費用の目安

事前調査・分析

2~5万円/箇所

作業計画と届け出

5~10万円

飛散防止対策

10~30万円

除去作業

100~300万円(規模による)

廃材処理費

5~10万円/トン

 

上記のことから、アスベスト除去は専門知識や法令遵守が求められるため、費用は高額になりがちですが、安全性の確保と適切な処理が最優先されます。費用や工程について具体的に知りたい場合は、事前にリフォーム業者に相談し、見積もりを取ることをおすすめします。

 

まとめ

アスベストは1970年代から1990年代初頭まで広く使用されていました。外壁にアスベストが含まれているかを見分けるには、建築年代の確認や専門家による検査が必要です。アスベスト除去は専門知識と技術が必要で、専門業者に依頼し、厳格な安全対策を講じます。費用は一般的に1平方メートルあたり5,000円から15,000円程度で、調査費用や廃棄処分費用も考慮します。複数の業者から見積もりを取り、法的に適切な業者を選びましょう。違法な作業や無許可業者には依頼せず、法令を遵守することが重要です。

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