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外壁塗装の匂いはどのくらい続く?匂いへの対策方法と原因もご紹介

目次

外壁塗装の匂いはどのくらい続く?

外壁塗装の臭いは、通常、数日から1週間程度続くことがあります。

ただし、使用する塗料の種類や施工環境によって異なります。

 

塗料の種類

水性塗料

水道水を基剤とするため、臭いが比較的少なく、乾燥も早いです。

臭いが気になる期間は数日程度です。

 

油性塗料

溶剤(シンナー)を基剤とするため、強い臭いが発生しやすく、臭いが残る期間が長くなることがあります。

通常は1週間程度、場合によってはそれ以上続くこともあります。

 

施工環境

風通しの良い場所であれば臭いは早く散りますが、

湿気が多い場合や風通しが悪い場所では、臭いが長引くことがあります。

もし臭いが気になる場合は、換気をしっかり行うことが大切です。

 

 

外壁塗装の匂いが発生する理由と原因は?

外壁塗装の臭いが発生する理由と原因は、主に塗料に含まれる揮発性有機化合物(VOC)や

その他の化学物質に関連しています。

 

主な理由と原因

1.揮発性有機化合物(VOC)

塗料には乾燥や硬化を促進するために溶剤や添加剤が含まれています。

これらの成分が揮発する際に、特有の強い臭いを発生します。

VOCは特に油性塗料や溶剤系塗料に多く含まれており、これが臭いの主な原因となります。

 

2.溶剤(シンナー)

油性塗料や溶剤系塗料には有機溶剤が含まれており、これが乾燥時に蒸発して臭いを放ちます。

溶剤は塗料を塗布しやすくするために使用されますが、その蒸発時に臭いが発生します。

 

3.添加剤

塗料には耐久性や防水性を高めるための添加剤が含まれています。

一部の添加剤も塗布後の乾燥過程で臭いを発生させることがあります。

 

4.乾燥過程

塗料が乾燥する際に、化学反応が起こります。

この過程で新たな化合物が生成され、臭いの原因となることがあります。

特に塗料が完全に乾燥する前の段階で臭いが強く感じられることが多いです。

 

 

外壁塗装の匂いへの対応策は?

外壁塗装の臭いに対する対策方法はいくつかあります。

これらの方法を組み合わせることで、臭いを効果的に軽減することができます。

 

1.塗料の選択

水性塗料の使用

水性塗料は油性塗料に比べて臭いが少なく乾燥も早いため、臭いを抑えたい場合には有効です。

水を基剤としているため、揮発性有機化合物(VOC)の含有量が低く、臭いが軽減されます。

 

低VOC塗料の使用

VOCの含有量が少ない塗料を選ぶことで、臭いの発生を大幅に抑えることができます。

近年は環境に配慮した低VOC塗料も多く販売されています。

 

2. 施工時の対策

換気の徹底

塗装作業中は可能な限り窓やドアを開けて換気を行います。

風通しが良い環境を作ることで臭いがこもるのを防ぎます。

特に塗装後はしばらくの間、部屋の換気を続けることが大切です。

 

施工日の選定

天気が良く、風通しが良い日を選んで塗装作業を行うと臭いが早く散ります。

湿度が低い日を選ぶと塗料の乾燥が早く進み、臭いが残る時間を短縮できます。

 

3. 臭いの除去

臭い消し剤や空気清浄機の使用

市販の臭い消しスプレーや空気清浄機を使って、室内に入ってくる臭いを軽減することができます。

特に活性炭フィルターを備えた空気清浄機は、臭いの吸着効果が高いです。

 

消臭グッズの設置

消臭効果のある竹炭や珪藻土などを室内に置くことで、臭いを吸着させることができます。

 

4. 生活環境の工夫

一時的な避難

特に臭いに敏感な方や小さなお子さんがいる場合、塗装作業中や乾燥期間中は、

別の場所に一時的に避難するのも一つの方法です。

 

室内への臭い侵入防止

塗装作業中は、窓やドアの隙間をテープや布で覆い、臭いが室内に侵入しないようにすることも有効です。

 

これらの対策を実行することで、外壁塗装の臭いを効果的に軽減し、快適な環境を保つことができます。

 

 

外壁塗装の匂いは人体やペットに影響は出るの?

外壁塗装の臭いは、特に揮発性有機化合物(VOC)を含む塗料を使用する場合、

ペットや人体に影響を与える可能性があります。

 

具体的な影響やリスクについて以下に説明します。

 

人体への影響

短期的な影響

・呼吸器への刺激

塗料に含まれるVOCや他の化学物質が空気中に揮発し、それを吸い込むと、

喉や鼻、気管などの呼吸器官が刺激されることがあります。

これにより、咳、喉の痛み、息苦しさを感じる場合があります。

 

・目や皮膚への刺激

塗料の臭いが強いと、目がチカチカしたり、皮膚がかゆくなることがあります。

敏感な方は、塗料に含まれる化学物質に反応して、肌荒れを起こすこともあります。

 

・頭痛やめまい

長時間強い臭いを嗅ぐと、頭痛やめまいを感じることがあります。

これは、VOCが中枢神経系に一時的な影響を与えるためです。

 

長期的な影響

・慢性疾患のリスク

長期間にわたり高濃度のVOCにさらされると、呼吸器疾患やアレルギー反応が悪化する可能性があります。

また、一部のVOCは、長期的に吸入すると健康に悪影響を及ぼすことが知られています。

 

ペットへの影響

・呼吸器の刺激

犬や猫などのペットは人間よりも嗅覚が敏感であり、塗料の強い臭いにより呼吸器に刺激を受けやすいです。

これにより、くしゃみや咳、呼吸困難などの症状が現れることがあります。

 

・中毒のリスク

ペットが塗料の揮発成分を長時間吸入すると、場合によっては中毒症状を起こすことがあります。

特に小型のペットや、鳥類は非常に影響を受けやすいため注意が必要です。

 

・行動の変化

強い臭いにより、ペットが落ち着きを失ったり、不安やストレスを感じることがあります。

 

対策

ペットを別の場所に避難

塗装作業中や乾燥期間中は、ペットを安全な場所に避難させることが推奨されます。

 

換気の徹底

施工中はできるだけ換気を行い、臭いが室内やペットがいる場所にこもらないようにします。

 

低VOC塗料の使用

人体やペットに優しい低VOC塗料を選ぶことで、健康リスクを減らすことができます。

 

塗装作業を行う際にはこれらのリスクを理解し、適切な対策を取ることが重要です。

特にペットや敏感な体質の人がいる家庭では、十分な注意が必要です。

 

 

外壁塗装をする際は近所の方へ告知しよう

外壁塗装を行う際は近隣の方々に迷惑をかけないよう、事前に相談や挨拶をすることが大切です。

以下に近所の方々への相談・挨拶のポイントをまとめます。

 

1. 事前の挨拶と連絡

タイミング

外壁塗装を始める1週間前には、近隣の方々に挨拶をしておきましょう。

特に隣接する家や向かいの家など、直接影響を受ける可能性のある家に対しては、早めに連絡することが重要です。

カナルペイントでは、挨拶は事前にスタッフがさせていただきます。

 

挨拶回りの範囲

近隣の家を対象に、最低でも両隣と向かいの家、さらに自宅の裏側の家に挨拶をしましょう。

迷惑がかかる可能性のある距離の範囲を考慮して、挨拶の範囲を広げると良いです。

弊社ではご希望があった場合、範囲を広げてご挨拶させていただきます。

ご希望の際はお気軽にお申し付けください。

 

挨拶品の用意

手土産としてタオルやお菓子などのちょっとした挨拶品を持参すると、より丁寧です。

弊社ではタオルをお渡ししています。

 

2. 伝えるべき情報

工事の日程

塗装作業の開始日と終了予定日を具体的に伝えましょう。

また、作業時間帯(例えば、午前8時から午後5時まで)も知らせると、近隣の方々がスケジュールを把握しやすくなります。

 

作業内容の説明

塗装作業の概要(外壁の塗り替え、足場の設置など)や、予想される音や臭いの影響について説明しましょう。

特に、強い臭いが発生する可能性がある場合は、その点を強調しておくと良いです。

 

緊急連絡先の共有

工事業者の連絡先を知らせることで、何か問題が起きた際にすぐに対応できるようにしておきます。

また、可能であれば自分の連絡先も共有しておくと、安心感を与えることができます。

 

3. 作業中の配慮

騒音や臭いへの配慮

可能であれば、作業時間帯を配慮してもらうよう業者に依頼し、

特に騒音が発生する時間帯を短くするように調整してもらいましょう。

 

安全対策

足場の設置や塗料の飛散防止ネットの使用について、近隣の家に配慮した対策が

講じられていることを確認し、その旨を伝えます。

 

4. 工事後の挨拶

工事終了の報告

作業が終わったら、近隣の方々に再度挨拶をして、無事に工事が完了したことを報告しましょう。

その際、何か問題がなかったかを確認し、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

 

事前の丁寧な相談と配慮を行うことで、近隣の方々との良好な関係を保ちながら、外壁塗装をスムーズに進めることができます。

 

 

まとめ

外壁塗装の臭いについての重要なポイントをまとめます。

 

外壁塗装の臭いが発生する理由

塗料の成分

外壁塗装に使われる塗料には、揮発性有機化合物(VOC)や溶剤が含まれており、

これが乾燥時に揮発して臭いを発生させます。

 

塗料の種類

水性塗料は臭いが少ないですが、油性塗料や溶剤系塗料は強い臭いを発することがあります。

 

人体やペットへの影響

呼吸器への刺激

強い臭いは、喉や鼻、気管に刺激を与え、咳や喉の痛みを引き起こすことがあります。

 

皮膚や目への影響

化学物質により、皮膚がかゆくなったり、目がチカチカすることがあります。

 

ペットへの影響

ペットは臭いに敏感で、呼吸器への影響や行動の変化を引き起こす可能性があります。

 

臭い対策

塗料の選択

水性塗料や低VOC塗料を選ぶことで、臭いを大幅に軽減できます。

 

施工時の配慮

換気の徹底や、施工日の選定(風通しの良い日や湿度の低い日)を心がけることが重要です。

 

生活環境への配慮

ペットや敏感な人を避難させる、または臭い消し剤や空気清浄機を使用することで、

影響を最小限に抑えられます。

 

近隣への配慮

外壁塗装の際には、事前に近隣の方々に相談・挨拶を行い、作業日程や臭いの発生について知らせることが重要です。

これらのポイントを把握し、適切な対策を取ることで、外壁塗装の臭いによるトラブルや

健康への影響を最小限に抑えることができます。

 

カナルペイントでできること

弊社でも様々な塗料を取り扱っており、仕上がりがご不安な方にはシミュレーションを見ていただくことが可能です。

また、施工後に気になることがあった場合は、コールセンターからお問い合わせいただくこともできます。

ご遠慮なく仰ってください。

 

「こんな施工もできるかな?」

「小さい工事だけど大丈夫かな?」

 

そんな疑問をお持ちの方がいらっしゃいますが、どんな内容でも

一度ご相談ください。

 

カナルペイント塗装専門ショールーム

 


 


 

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