雨漏れ対策に!防水工事の種類についてご紹介②
2023.10.01 (Sun)
皆様こんにちは!
愛知県岡崎市・西尾市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り補修の専門店カナルペイントです。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
さて、今回は防水工事についてご紹介します♪
夏の暑さも和らぎ、涼しくなってきましたね。
突発的に雨が降ったりと天気がぐずつくこともありますが…
皆様、雨漏れの対策はしっかりされていますか?
まだ対策ができていない方も、こちらの記事がきっかけとなれば嬉しいです。
前回のブログはコチラから💨
防水工事とは?
前回から改めてのご説明となりますが、防水工事とは
ベランダや屋上の床に水が浸入しないよう、
防水性のあるシートを張ることや、液体を塗る工事のことを指します。
施工方法は、ご自宅の状況やマンション・戸建てなど建物によって異なるため、
事前に現地調査をして状態を見ることが必須です。
しっかり行わないと、台風や雨の影響で傷んだところから水が浸入し、
いつの間に雨漏れしていた!ということもあります。
今回はそんな防水工事の中でも、シート防水についてご紹介致します。
シート防水
塩化ビニールやゴム製のシートを下地に貼っていく防水工事です。
一度に広い面積での施工が可能なため、ビルの屋上やマンションなどに多く採用されます。
シート防水には密着工法と機械式固定法の二種類があり、
下地の状態を見ながら施工方法を選択します。
密着工法
接着剤などでシートを貼り付けていく工法です。
工期が比較的短く、歩行が可能であるという点でメリットがあります。
ただし下地に密着させていくため、下地に水分が含まれていると
脹れが発生しやすいというデメリットもあります。
機械式固定法
アンカーやディスク板などの専用の機械を使用して、シートを下地に固定していく工法です。
密着工法とは異なり、シートが完全には下地に密着しないという特徴があります。
通気緩衝シートという通気性を確保するためのシートを間に敷き、
下記写真のような器具をつけて隙間を作ることで、
水蒸気を外部に逃がす構造を作ることができます。
既に漏水している場合でも施工が可能です。
施工期間は?
マンションやビルの場合、広さによって期間は前後しますが、
おおよそ5~10日ほどです。
基本的には広範囲の施工が多いため、ウレタン防水と比べると比較的長い期間での施工となります。
費用は?
範囲によってかなり変化するため、全体の相場としてお伝えするのは難しいですが、
ビルやマンションの階段などで施工を行うと、80~100万円ほどとなります。
ウレタン防水と比べると、専用のシートを施工範囲の分使用するため、
金額としては高くなります。
耐用年数は?
一般的には10~15年程度と言われています。
紫外線による劣化や、
塩化ビニルシートに含まれる「可塑剤(材料に柔軟性を持たせ、加工しやすくする物質)」
によってシートがひび割れを起こしてしまうこともあるため、
放置してしまうとそこから水が浸入して雨漏れにも繋がります。
まとめ
今回はシート防水をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
皆様のご自宅もこのようなシート防水であれば、ひび割れやシートの接合部の捲れ等、
異常がないか見てみると良いかもしれませんね。
お家の防水がどんなものかわからない…
今の状態を放っておいていいかわからい…
ご心配な方も、ぜひ一度ご相談ください!
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